保険外薬

当クリニックは、ED 治療薬、AGA(男性脱毛症)治療薬、肥満治療薬などの処方を行っています。

ED 治療薬

バイアグラ 50mg
1 錠 / ¥1,300-
シルディナフィル 50mg (バイアグラジェネリック医薬品)
1 錠 / ¥1,000-

世界初の ED 治療薬として 1998 年に米国で発売、翌年には日本でも発売されました。日本では 25mg と 50mg 錠が発売されています(海外では 100mg も発売されています。)。
バルデナフィルやシアリスが発売されるまでは唯一の治療薬であったため世界的にも知名度の高い薬であり、現在でもファンの多い薬です。

バルデナフィルやシアリスに比べると食事の影響を受けやすいという弱点があります。服用は空腹時に、また服用後も効果が現れるまでは食事を控えた方がよいです。

バイアグラ
バイアグラの特徴・副作用

バイアグラは 1 時間程度で効き始め、その後 3 ~ 4 時間、勃起の硬さ、持続時間を高めます。勃起自体は性的刺激に反応して起こります。性欲増進作用や性感染症予防効果はありません。
バイアグラの効果が現れると同時に「顔のほてり」「目の充血」がほとんどの方にありますが、これらは服用した方の 9 割に付随する副作用ですので効果の発現の合図と考えていただくとよいでしょう。 その他に「頭痛」「動悸」「鼻づまり」や光に過敏になり色が変化して見えたり等もございますが、作用している 4 ~ 6 時間で症状はおさまるようであればあまり気にしなくても大丈夫です。


バルデナフィル 20mg (レビトラジェネリック医薬品)
1 錠 / ¥1,100-

2003 年に米国で発売開始、日本では 2004 年に 5mg と 10mg 錠が、2007 年には 20mg 錠も発売されました。

バイアグラの「食事の影響を受けやすい」という弱点を改善した薬であり、油の多い食事でなければ大丈夫です。バイアグラよりもやや早く効果が現れる傾向があり、効き目もより強いといわれています。

バルデナフィル
バルデナフィルの特徴・副作用

バイアグラに比べて即効性があり、内服後 20 分程度で効き始め、10㎎ 錠では 4 ~ 6 時間程度、20㎎ 錠では 8 ~ 10 時間程度効果が持続します。また、食事や飲酒の影響を受けにくく、副作用も少ないという特徴があります。
勃起自体は性的刺激に反応して起こります。性欲増進作用や性感染症予防効果などはありません。
バルデナフィルは、バイアグラの改良版ともいえる ED 治療薬です。バルデナフィルの服用により、およそ 3 割の方に副作用が認められています(国内臨床試験データより)。 全身や顔の火照り、紅潮、目の充血や鼻づまり(鼻の充血)、頭痛、動悸などがあります。その他には、消化不良、羞明(物が青く見えるなど)、筋肉痛、めまいなどが挙げられます。 いずれの副作用も一時的なものであり、お薬の効果がなくなるとともに、副作用も軽減、消失することがほとんどです。


シアリス (タダラフィル) 10mg
1 錠 / ¥1,600-

米国ではバルデナフィルと同じく 2003 年に発売されましたが、日本での発売は 2007 年です。5mg、10mg、20mg 錠のの 3 種があります。

シアリスの大きな特徴として「食事の影響を受けない」「作用時間が長い」ことがあげられます。シアリスは食事の影響をほとんど受けませんので、食膳、食後、いつでも食事に関係なく服用することができます。また、作用時間が 36 時間と長いのも特徴です。「そんなに長く効かなくても…」というご意見をいただきますが、これは「服用するタイミングを考えなくてもいい」ということです。バイアグラやバルデナフィルの場合、タイミングを計って服用する必要があります。(バイアグラの場合、更に食事の影響を考慮する必要があります)これに対してシアリスは持続時間が長いため、早めに服用することができます。もちろん、ED 治療薬の基本的な性質である「勃起を助けるのであって、服用により興奮するわけではない、勃起したままになるわけではない」という点は他の治療薬と同じですから、日常生活に支障をきたすこともありません。

シアリス
シアリスの特徴・副作用

シアリスは内服約 40 分後から効果が出るうえ、最大36時間の圧倒的な効果持続時間が特徴です。また、食事や飲酒の影響を受けにくいという特徴があります。また、食事の影響を受けにくいという特徴があります。シアリスの副次的な効果としては血管の健康全般を促進する点も注目されています。性交渉に関係なく、2 ~ 3 日に 1 回の継続的な服用で血管機能の向上が図れるという報告も海外ではあり、アンチエイジング薬としての効果も期待できます。
シアリスの服用により、およそ 3 割の方に副作用が認められています(国内臨床試験データより)。
主な副作用は、全身や顔の火照り、紅潮、目の充血や鼻づまり(鼻の充血)、頭痛、 動悸などです。その他、消化不良、羞明(物が青く見えるなど)、筋肉痛、めまいなどが挙げられます。いずれの副作用も一時的なものであり、お薬の効果がなくなるとともに、ほとんどの副作用も軽減、消失します。

処方できない方
  1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  2. 硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン,亜硝酸アミル,硝酸イソソルビド,ニコランジル等)を投与中の患者
  3. 心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる患者
  4. 先天性の QT 延長患者(QT 延長症候群)、クラス IA(キニジン、プロカインアミド等)またはクラス III(アミオダロン、ソタロール等)の抗不整脈薬を投与中の患者
  5. 脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヵ月以内にある患者
  6. 重度の肝障害のある患者
  7. 血液透析が必要な腎障害、低血圧(安静時収縮期血圧< 90mmHg) または治療による管理がなされていない高血圧(安静時収縮期血圧> 170mmHg または安静時拡張期血圧> 100mmHg)、不安定狭心症のある患者
  8. 抗 HIV 薬(リトナビル、インジナビル、アタザナビル、サキナビル、サキナビルメシル酸塩、ホスアンプレナビル、ロピナビル・リトナビル、ダルナビル) を投与中の患者
  9. ケトコナゾール,イトラコナゾールを投与中の患者
  10. 網膜色素変性症患者 [網膜色素変性症の患者にはホスホジエステラーゼ(PDE)の遺伝的障害を持つ症例が少数認められる]

AGA(男性脱毛症治療薬)

ザガーロ
30日分 (1日あたり 1 錠) / ¥9,000-

男性型脱毛症(AGA)治療薬です。ザガーロは男性型脱毛症(AGA)の原因の一つである「DHT(ジヒドロテストステロン)」という男性ホルモンの産生を阻害し、ヘアサイクルを正常に近づけ、発毛を促してくれます。主成分は「デュタステリド」でプロペシア(フィナステリド)と同じ「5α還元酵素阻害薬」に分類されますが、デュタステリドはフィナステリドの作用しないⅠ型5-α還元酵素をも阻害するうえ、Ⅱ型5-α還元酵素もフィナステリドの約3倍阻害するためフィナステリドよりもDHTをより強力に抑制します。生え際や前頭部、頭頂部における効果はプロペシアと比較し、プロペシアよりも強力です。

プロペシア
ミノキシジル
100日分 (1日あたり 1 錠) / ¥9,000-

ミノキシジルの主な主な効果は血管を拡張させて血流を改善し発毛を促進させることです。使用してから早い方だと開始から3〜4ヶ月で効果を実感する人もいますが、通常は1年〜3年続ける必要があります。効果には個人差があります。ミノキシジルは作用が強い薬で効果も個人差が大きいので治療開始時は医師と相談して服用量を決めることが大切です。基本的に薄い濃度から服用し副作用が出なければ徐々に濃度を高めていきます。

ミノキシジルと他の薬の併用・禁忌
  1. ミノキシジルは元々血管拡張薬として使用されていたため血圧を下げる効果があります。そのため血圧を下げる薬剤(降圧薬、頭痛薬、ED薬等)は併用してしまうと血圧が下がりすぎたりめまいやふらつき、意識消失を起こす可能性があります。
  2. 未成年者の服用の安全性、有効性は確立されていません。
ミノキシジルの副作用
  1. 多毛症:本来はあまり成長していなかった部位(手指や手の甲、胸毛など)の毛が濃く太くなってしまうことがあります。
  2. めまい:血管拡張作用によって血圧が低下することが原因で起こる副作用です。
  3. 胸痛:血圧が低下して心臓が通常時より働かないといけなくなりこの時に心臓への酸素量が足りていないと胸痛を起こすことがあります。
  4. 手足のむくみ:血圧が低下し手足の血管に血液がうっ滞しやすくなり手足がむくむことがあります。
  5. 肝機能障害
  6. アナフィラキシーショック

* 必ず服用者全員に起こるものではありませんし薬剤を中止することでほとんどの症状は消失しますが、気になることが発生した場合は必ず早急に医師にご相談していただくことをお願いします。


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